早期復帰への道〜 思わぬアクシデントの対処法
2021/04/19カテゴリー:ふくらはぎのスポーツ障害,ふくらはぎのスポーツ障害,スタッフブログ,ストレッチ,トレーニング,トレーニング,マッサージ,捻挫・肉離れ・打撲log,鍼灸治療
A .T.NAGASHIMA 上野です.
少しずつ暖かくなり、スポーツがしやすい季節です。
自分も最近になり、本格的にランニングをスタートしました。
怪我には十分、気をつけて行っていますが、この季節は怪我のリスクが高い時期です。
特にシンスプリントや肉離れ
と言うことで、本日は肉離れに注目!!
早期から治療することで、早期復帰できますが、スタートが遅くなると時間がとてもかかる…
そのあたりについて書いていきます。
肉離れ初期はこんな感じです。
これはふくらはぎの内側の肉離れです。
内出血は重力で怪我したところより下にみられます。
受傷後5日くらいでした。
介護中の出来事で、すぐに病院にいき、松葉杖をついて生活。
すると、足首が動かなくなったみたいで、当院に来院されました。
その間は、指示がなかったので何もしていないとのこと
(足も地面に付けずに文字通り何もせずに生活していました。)
それから治療を行い、少し痛みがありましたが10日で仕事に復帰しました。
期間にして完治までには一ヶ月でした。
※※※施術ステップ※※※
1,初めにマッサージなどで硬くなった筋肉の柔軟性を取り戻していきます。
2,その後に痛みの出ない範囲で、ストレッチを行っていきます。
3,少しずつ柔軟性が戻ってきた後に足首の運動を開始しました。
これを繰り返し行い、可動域の改善を目指します。
動きがある程度出てくると、少しずつ体重をかけていきます。
体重をしっかりとかけれるようになると体重をかけた状態でのリハビリを行っていきます。
肉離れは筋肉が切れている状態
繋ぎ合わせるために修復を促す細胞が集まってきます。
筋肉が繋がると、糸が絡まったような状態になります。
この状態では十分な筋肉の力が出てきません。
ここで無理に動くと再発します。
リハビリを行うことで、絡まりが次第になくなり、綺麗な筋繊維になります。
そこでようやく力が発揮できるようになります。
しっかりとリハビリをしないと違和感やつっぱりが残るのはそういうことです。
もし肉離れになったら…
RICE処置
R:Rest 安静にしましょう
I:Ice 氷で冷やしましょう
C:Compression テーピングや包帯で固定しましょう
E:Elevation 足を挙上しましょう
怪我した直後はこれらを行いましょう。
早期復帰への鍵になります!!
怪我した後のリハビリは再発予防に大切な物になります。
怪我の状態をチェックしながらトレーニング をするのは難しいです。
当院では怪我後のリハビリなど競技復帰に向けてのサポートも行っています。
また、自宅でも行えるように動画の配信サービスも始めました。
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