シーバー病を放っておくとどうなる??
初期のうちは運動時の軽い痛みで休めば痛みが治まりますが、次第にかかとがつけないほどの痛みに変わり、
重症化すると骨端軟骨の壊死にまで繋がることもあります。
交通事故
皆さん、シーバー病をご存知ですか?あまり聞きなじみのない怪我名と思います。
かかとの痛みが特徴のシーバー病は、特に10歳前後の男児に多く見られます。
シーバー病は成長期の子供に起こるため成長痛と思われがちですが、
ただの成長痛と思わず、シーバー病は改善を見込める怪我です!
我々は「プロアスリートに提供するクォリティーを一般の方に」というコンセプトを胸に、〝プロの選手が受ける技術〟をスポーツ愛好家から地域スポーツをされているお子様、運動不足のサラリーマンの方から健康あり続けたい年配の方まで、幅広い層の方々に提供することにこだわります。
原因の一つに、かかとに付着している筋肉のオーバーユース(使いすぎ)や急激な筋肉の収縮によってかかと周辺に炎症が起きてしまいます。
もう一つの原因として、成長期の子供の骨は未熟なものが多く骨の強度があまり強くなく、
筋肉の収縮によって炎症が起きやすいためです。
スポーツを盛んに行っている8歳~12歳ほどの男児に多く見られます、ほかに扁平足や外反足などの子供にも発症しやすくなっています。
女児にも見られますが男児のほうがおよそ二倍ほどなりやすいとゆわれています。
初めは、運動をしている時の軽い痛みだけですが、進行するとかかとをつくのが痛いためつま先立ちになり、
安静にしてしていても痛むようになります。
他に、かかとを押すと痛みが出たり、熱感や腫れなどが症状として現れます。
初期のうちは運動時の軽い痛みで休めば痛みが治まりますが、次第にかかとがつけないほどの痛みに変わり、
重症化すると骨端軟骨の壊死にまで繋がることもあります。
症状が軽い場合使いすぎず安静にすることで回復する場合が多い為、
患部の負担や動きを制限するために、テーピングで固定をします。
超音波やハイボルト治療、微弱電流などで患部に作用し血行の改善や疼痛の軽減、炎症の緩和などをし、関係してくるまわりの筋肉にアプローチをし改善を目指します。
病院などでの一般的なシーバー病の治療は以下の通りです。
・安静指導
・湿布薬の処方
・痛み止めの処方
・ステロイド注射
整形外科などでのシーバー病の治療は、多くの場合、安静指示や湿布の処方、痛み止めの処方で終わることが多く、競技復帰までの治療やリハビリを受けられる施設は少ないのが現状です。
患部の治療を適切に行ってくれる病院でも、患部外の状態を確認する病院は少なく、再発のリスクまで考慮できていないケースや、患部以外に痛み出てくることで生活にも支障がでるケースもございます。
固定などの基本処置と併せて、当院では微弱電流を用いて治療を行います。また当院のハイボルト治療器は使用するモードを変更することで急性期の炎症軽減だけでなく、疼痛の緩和なども可能です。
急性期以降、関節可動域制限や柔軟性の低下、患部の違和感などの治療として鍼灸治療をオススメします。