知らない方が多い・・・『ケガをした際の応急処置方法』
2017/11/06カテゴリー:スタッフブログ,トレーニング,ブログ,投球障害,捻挫・肉離れ・打撲log,肘のスポーツ障害,肩のスポーツ障害,腰痛,膝のスポーツ障害,記事
こんにちは!(^^)!
鍼灸整骨A.T.NAGASHIMAの元田です。
皆さん足首を捻挫した際やスポーツでケガした際に、シップを使っていませんか?
当院に来られた際に、スタッフが聞くことが多い一つとして
「ここに来る前に氷で冷やしたりされましたか?」
そう聞くと・・・
「はい、湿布貼ってます!」
「はい!自宅にあった保冷材で冷やしました」
このような事を良く耳にします( ;∀;)
早く治したいと考えているはずなのにもったいないなぁ・・と思っています。
今回のブログは本当に効く簡単な応急処置をお伝えしますね!
それが、【アイシング】です!
名前は知ってるけどやったことはない…
知っているけど面倒でやらない…
そんな方も多いのでは?
今回のブログでは、アイシングの目的・やり方をご紹介します。
【アイシングの目的】
捻挫・打撲・等、ケガをすると筋肉や靭帯は出血を起こします。
氷で冷却することによって、血管が収縮し、ケガをした箇所やその周辺の血流を減らし、出血を最低限に食い止めることができます。
出血を放置してしまうと、治りが遅くなってしまい痛みが長引くケースもあります。
また、冷やす事によって感覚も鈍くなり痛みによる筋肉の緊張を最低限に抑える事も可能になってきます。
【アイシング方法】
アイシングは基本的に怪我をしてから72時間の間に行う事が大事です!
1回15〜20分で休息を40〜45分程度取りながら。冷やし続けることが基本です。
基本的には、氷嚢・ビニール袋に氷を入れて直接幹部に氷を当てる事が基本です。
製氷機で作る氷は0度ですが、自宅などで作る氷は0℃以下になるため氷と一緒に少し水を入れ表面を溶かしておくのが凍傷を防ぐポイントです(*^^)v
保冷剤でアイシングを行ってる方もいらっしゃいますが、保冷剤はNGです・・・
保冷剤は化学製品の為、0℃以下にまで下がってしまい、凍傷の可能性があるため、アイシングには向きません!
@低温やけどの可能性があり、皮膚状態が悪化し、治療の妨げになってしまいます。
A深部まで冷えていないので、アイシングになっていない。
B形状的に患部に当たるので神経圧迫等悪化させる可能性がある。
【湿布ではなぜダメなのか】
湿布には鎮痛成分などは配合されていますが、温湿布、冷湿布は、あくまで冷感、温感であり、実際の冷却効果はほとんどない為、氷の代用品としては使用できません。
アイシングの合間の時間、氷で冷やせない仕事中、就寝中などの時間帯には湿布薬を使用し、アイシングとの併用をオススメします。
自宅では、氷でアイシングをするようにしてくださいね。
アイシング方法を間違って認識されている方が大変多いと感じます・・
アイシングは基本中の基本であり、今後の治癒にも大きく響いてきます
しっかりと、氷でアイシングをするようにしてくださいね。
当院スタッフは、国家資格を持っているプロのトレーナーです。
怪我の程度や競技種目などを考慮し、日常生活やスポーツ復帰した際に、怪我をした同じ状況になっても怪我をしないような強さや怪我をしない身体の使い方の獲得を目指し、リハビリを進めていきます。
また、【スポーツをしている人しか来てはいけない治療院だと思っていた・・】と言われる患者様も多いです。
『プロアスリートに提供するクオリティを一般の方へ』
アスリートなら体の心配をせずに戦える体が欲しいと思います。
一般の方では、いくつになっても健康な生活を送れる体が欲しいと思います。
これらを実現できるようにするには、少しの習慣と努力で可能になります。
あなたの想いを実現できるように、私達スタッフにお手伝いさせてくださいね。
監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰
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