【運動部員要注意!】放っておくと骨折に?シンスプリントの怖い真実
2018/04/02カテゴリー:ふくらはぎのスポーツ障害,インソール,スタッフブログ,ブログ,記事
こんにちは!
鍼灸整骨A.T.NAGASHIMAです(^^)/
段々と暖かくなりスポーツをされる方も増えてきたのではないでしょうか?
今日は、スポーツをされている学生やランニングをされている方に多いシンスプリント、別名:過労性脛部痛(かろうせいけいこうつう)についてご紹介します!
シンスプリントとは?
シンスプリントとは、ふくらはぎ内側の筋肉が疲労することで筋力が硬くなり、柔軟性が低下することにより、筋肉に骨の表面の膜が引っ張られ、痛みや炎症をきたします。
クラブ活動なので休息の少ない学生やランニングをされている方に多く発症し、そのまま痛みを我慢し競技を続けていると悪化し、疲労骨折(ひろうこっせつ)を起こす可能性もある怖い障害です。
また、シンスプリントはレントゲンでは異常が見られないにも関わらず、ふくらはぎ内側の骨のきわが痛んだり、腫れることが特徴です。
シンスプリントになる原因
発生原因の多いスポーツとしては、陸上競技やバスケットボール、テニスなどのランニング・ジャンプ・ターン・ストップ動作が多い競技などに発生しやすくなります。
また、扁平足の方や足部のアーチが崩れている方もシンスプリントの原因となりやすくなります。
人の足は3つのアーチ構造によって「土踏まず」が作られます。
扁平足とは、このアーチ構造が崩れ(特に内側アーチ)、土踏まずがなくなった状態を言います。
アーチ構造は衝撃を吸収する役割や歩く時に足を安定させる役割を持っています。
この衝撃吸収や足の安定性がなくなってしまうため、負担が大きくなります。
当院のシンスプリントの治療
炎症がある場合は、アイシングを行い、その後ふくらはぎの筋肉の硬さを解消していきます。
治療内容としては関連している筋肉のマッサージやストレッチ、ハイボルテージによる電気治療や鍼治療を行い、痛みの軽減と今後シンスプリントを再発しないための柔軟性獲得や筋力強化、正しい身体の動きの獲得を行っていきます。
また、自宅でできるストレッチとして、ふくらはぎのストレッチをしっかりと行います。
今日はご自宅でも行える、ふくらはぎのストレッチを2つご紹介いたします。
1.ふくらはぎのストレッチ(腓腹筋:ひふくきん)
両手を地面につき、腕立て伏せの様な姿勢を取ります。
筋肉を伸ばしたい足と反対の足を浮かせ、対側の足のかかとを踏むように足を乗せます。
その状態でお尻が一番高くなるように、上げていき同時に膝を伸ばしていきます。
ポイント
・かかとが地面から浮いていない。
・膝が伸びている。
・ふくらはぎにストレッチ感がある。
2.ふくらはぎのストレッチ(ヒラメ筋)
筋肉を伸ばしたい方の足を前にして、ひざまずいた様な姿勢を作ります。
その状態から前側の脚を抱え込み、を体重を前の方にかけていきます。
この姿勢でふくらはぎの下側の深部にストレッチ感を感じるように伸ばしていきます。
ポイント
・前側の脚のかかとが地面についている。
・ふくらはぎの深部にストレッチ感がある。
ストレッチは各20秒程度、ゆっくりと伸ばして下さい。
この2つのストレッチは目的とする筋肉が異なる為、2つともしっかり行ってください。
上記の治療やケア方法以外にも、当院では扁平足や足のアーチの崩れている方にはオーダーメイドインソールもおススメしています!
扁平足の方の多くは側部に過回内を起こしている方が多く、足に負担がかかっています。
骨が本来あるべき位置にあり、足元の骨格構造に歪みがない状態をニュートラルポジションといます。
ニュートラルポジションは足の負担を軽減させ、足が機能的に働く最適な骨格の配置であるとされています。
当院のオーダーメイドインソールは最新の3次元解析機器を用いて、患者様お一人お一人に合わせて完全オーダーメイドのインソールを作成いたします。
当院では、ストレスとなっている原因を見つけ出し、根本的な治療を心がけております。
怪我の程度や競技種目などを考慮し、日常生活やスポーツ復帰した際に、怪我をした同じ状況になっても怪我をしないような強さや怪我をしない身体の使い方の獲得を目指し、リハビリを進めていきます。
また、当院は整形外科の紹介も行っておりますので気軽にご相談ください!
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大阪府枚方市大垣内町2丁目8-22
監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰
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