【最も好発する脱臼】 コンタクトスポーツに多く転倒した際にも起こりえる肩関節脱臼とは…
2018/06/19カテゴリー:ブログ,肩のスポーツ障害,記事
こんにちは(^^)/
鍼灸整骨A.T.NAGASHIMAです
今日は身体の中の脱臼で最も多い¨肩関節脱臼¨をご紹介します!
原因
外傷性の肩関節脱臼はラグビー・アメフト・柔道などのコンタクトスポーツやに多く、一度脱臼をしてしまうとその後脱臼しやすくなってしまいます。
スポーツされてない方でも転倒した際に肩を脱臼してしまうケースは少なくありません。
肩関節は反復性脱臼が最も多くみられる関節で、10代で起こったら80%再発すると言われています。(成人に多く見られ小児に発生することはマレです)
後遺症
肩関節は腕をあげたり回したりと様々な動きをすることが可能です。様々な動きができるからこそ脱臼しやすくなります。
他にも靭帯で補強したり、周りの筋肉でカバーし脱臼を防いでいます。が脱臼する事で弱くなってしまいます。
その為何度も繰り返し起こる反復性脱臼となってしまいます。
反復性脱臼とは、脱臼の回数が増すことで軽微な外力でもおこりスポーツだけでなく寝返りなどの日常動作でも脱臼してしまうことを言います。
ひどくなると手術しなければならなくなります。
当院では…
当院では脱臼が疑われる症状の場合、まずはじめに応急処置を行います。
その後、提携先の整形外科へ紹介させていただきます。
ドクターの診断と治療の後に同意をもらい、当院でのリハビリが始まります。
2回目の脱臼を起こさないためにも、可動域の確保と補助筋の強化などをリハビリで行います。
インナーマッスルの筋肉を鍛えるため、棘上筋・棘下筋・肩甲下筋のトレーニングをします。
棘下筋
@小指を上にしチューブを持ち、身体の横に腕を下ろします。
A@の状態から真横ではなく少し前(身体の横から30度ほど前)にあげます。
腕は上げすぎないようにしましょう。上げすぎるとアウターマッスルを使ってしまいます。
※この動作をゆっくりと15〜20回繰り返します。肩が上がらないように注意しましょう。
肩の上あたりがジワーッときていたらいい感じです。
棘上筋
@手の平を上に向け地面と平行になるまで肘を曲げます。
Aチューブを持ち外側に引っ張ります。
脇は閉じたまま無理に引っ張らず肩から30度くらい開けるだけで大丈夫です。
また、肩が上がらないように注意しましょう。
Bゆっくりと元の位置まで戻します。
※この動作を15〜20回ほど行います。
肩甲下筋
@地面と平行になるまで肘を曲げます。
Aチューブを片手で持ち内側に引っ張ります。
肘は閉じたまま無理に引っ張らず肩から30度くらい閉めるだけで大丈夫です。
また、肩が上がらないように注意しましょう。
Bゆっくりと元の位置まで戻します。
このトレーニングは基本的なものですが、重要なトレーニングです。
痛みのある方は無理せず痛みのない範囲で行うか、一度当院で状態を確認させていただいてからあなたにあったトレーニングを指導していきますので、悪化する前に、ぜひ一度ご来院ください(^^)
〒573−0027
大阪府枚方市大垣内町2−8−22シンエービル1階
TEL 072−894−8662
京阪枚方市駅から徒歩5分
鍼灸整骨A.T.NAGASHIMA
監修 柔道整復師・鍼灸師・あんまマッサージ指圧師 原田彰
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