テニスをしていなくても『テニス肘』!?

こんにちは、Wing長崎鍼灸整骨院です★★

7月に入り、暑さも本番☀
皆さんクーラーをつけていらっとしゃると思いますが、
涼しいからと言って水分補給を怠らず、定期的に水分補給は行いましょうね。

さて、今日は聞いたことがある方も多いかもしれない、
『テニス肘』についてご紹介していきます。

テニス肘なんて、テニスしている人がなるものだし、
自分には関係ないや~~とお考えの方!!

テニス肘はテニスしている人だけのケガではありません・・・!

日常生活で誰にでも起こる可能性がある肘の痛みです。
通称:外側上顆炎と呼ばれます。

1度の衝撃で痛みが出ることはかなり少なく、
使いすぎ(オーバーユース)によるものがほとんどです。

テニス肘について、ここから詳しくご説明していきます(^^)/

症状

テニス肘(外側上顆炎)とは、手首を伸ばす筋肉に炎症が起きている状態です。


外側上顆とは肘の外側にある、骨の部分で、
3つの前腕の筋肉が付着しています。

・長橈側手根伸筋
・短橈側手根伸筋
・総指伸筋


手を動かすことによって、筋肉の付着部(外側上顆部のところ)で炎症が起き、痛みを誘発します。

名前の通り、テニスをしている方に多く見られますが、
日常手をよく使われる方、デスクワークでパソコンをよく使われる方にもみられる症状です。


手首を上にあげたり物を持ち上げる際
肘の外側から前腕に痛みが出ます。
基本的には、安静時の痛みは出ないことが多いですが
ひどくなると、側上顆部が腫れたり、熱感が出たりします。


チェック方法

当院では外側上顆炎の症状がある方に
いくつかの簡単な疼痛誘発テストを行います。

トムゼンテスト

①肘、手首を伸ばし手のひらを下向きにします。
②抵抗を加えます
③患者さんは抵抗に逆らうように手首を上げます



・中指伸展テスト

①肘、手首を伸ばし手のひらを下向きにします。
②中指に抵抗を加えます
③抵抗に逆らうように中指を上げていきます




どちらも痛みが出れば陽性となります。

治療法


当院での外側上顆炎(テニス肘)の治療として、
手技治療電気療法(ハイボルテージ)鍼灸治療を行っていきます。
炎症症状が強い場合は、アイシングを行います。

ご自宅では、こまめに前腕のストレッチを行っていただき、
スポーツや日常生活で支障がある場合は
テーピングなどを用いて痛みを軽減させていきます。

外側上顆炎(テニス肘)は初期の痛みを放っておくと、
痛みがひどくなり、日常生活やお仕事にも支障が出てしまいます。
支障が出てしまう前に、適切な治療を行っていきましょう(^^)/




監修 柔道整復師・鍼灸師 平山武沙史

 

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