転倒で膝を強打!歩けていても骨折の可能性が・・・

こんにちは、長崎市にあるWing長崎鍼灸整骨院です(^^)
今年の梅雨は全国的に短期間で、雨も少なかったようですね!
梅雨が短かった分、気温が上がるのが早く、
6月中旬から厳しい暑さが続いていますが体調崩されていませんか?

今回のブログは実際にスタッフの家族が体験した、
『膝蓋骨骨折』についてお話していきたいと思います。

 転倒した時に膝を強打した・・・

 転倒後、歩行はできるけど違和感や痛みがある・・・

 転倒してから膝の屈伸運動ができない・・・

など膝に不安を感じていませんか?

転倒後は擦り傷や打撲になり、転倒しただけだし、

時間が経てば治る。と思われる方がほとんどだと思います。

実は、膝の打撲と思っていた怪我でも骨折している場合があります!!


最近では、阪神タイガースの高山選手が自打球によって

膝蓋骨骨折をされたとニュースになっていました。


転倒のリスクが高くなる高齢者だけでなく、

皆様に起こる可能性があるので、是非ご覧ください(^^)/




膝蓋骨骨折とは?


膝蓋骨とは、皆さんがよく耳にする『膝のお皿』のことです。

膝蓋骨は膝の屈伸運動(曲げ伸ばし)に関わり、皮膚の真下にあるため
直接外力(ぶつける)で負傷することがほとんどです。

膝蓋骨の骨折は、

・転倒などによる直達外力
・大腿四頭筋や膝蓋靭帯に引っ張られる介達外力

の2パターンあります。

今回の症例は転倒した際に手をつくことができずに
コンクリートに膝を強打し負傷しました。




膝蓋骨骨折の症状は??

膝の腫れ疼痛がみられます。
膝蓋腱断裂を合併している場合は、膝蓋骨が上下に離れてしまうため、
膝蓋骨を触ると陥凹が触知できます。



今回は歩行が可能で、擦り傷がみられましたが、
腫脹や熱感があり、膝蓋骨の位置も健側と比べると
分かりにくくなっていました。
日曜日で病院も休みだったので、すぐにRICE処置を行い、
自宅でテーピグ固定を行いました。


治療法は??


筋肉の牽引により膝蓋骨が引き離されてしまった場合は
観血療法(オペ)を行います。
転位がなければ基本的には保存療法で固定を行います。



今回は転位もなかったため、膝蓋骨が転位しないよう、膝蓋骨周囲をしっかりと形どり、
保存療法で2週間のギプス固定を行い、その後はテーピング固定に切り替えました。

受傷直後・・・
ギプス固定をしながらも足の指や足関節は動かしてもらい、
松葉杖で日常生活を過ごしていただきました。

2週間後・・・
2週間ギプス固定をしていたので、筋力低下や膝の安定性が低下し
大腿周径(太ももの周囲)も左右差2㎝となっていました。

その後・・・
テーピング固定が外れ、運動制限がなくなってからは
下肢の筋力強化をメインにリハビリを行いました!(^^)!

『趣味の野球観戦や、山登りに早く復帰したい!!』
ということで、自宅でも朝晩毎日、リハビリを行ってくれていました。




今回の患者様は高齢だったこともあり、
最短でギプス固定からテーピング固定に切り替え、リハビリを始めました。
合計約1カ月の固定で、落ちてしまった筋力を戻すのは少し時間がかかりましたが、
今では筋力差もなくなり、趣味のお散歩も毎日できている様です♪

当院で骨折後の骨癒合を早めるには・・


当院では骨折後、早期回復をするためにLIPUS(低出力超音波パルス)という機械を患部に当てます。
このLIPUSを当てることにより骨折後の骨癒合を促進させ、早期回復が期待できます★

1日20分患部に当て続けることにより、約40%も骨癒合が促進する、と言われています。


ですので、まず骨折をしたら、骨癒合!
その後、1人1人に合わせて可動域訓練や筋力強化を行っていきます(^◇^)

怪我する前のように戻りたい、それ以上のパフォーマンスを手に入れたい!

という皆様のお悩みや不安を取り除くお手伝いをさせてください!

しっかりとリハビリを行うことで、ケガをする前よりも良い状態で過ごす事も可能になります。


骨折などの外傷だけでなく、日々の日常生活でお悩みがある方も
1度Wing長崎鍼灸整骨院にご相談くださいね!


監修 柔道整復師・鍼灸師 平山武沙史

 

Wing長崎鍼灸整骨院 めがね橋 A.T.NAGASHIMAグループ

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長崎県長崎市今博多町9-1 マリポーサ宮川1F

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