アスリートの皆さんが悩んでいる膝の痛みはもしかして、、【ジャンパー膝について】
2022/09/27カテゴリー:スタッフブログ,ストレッチ,膝のスポーツ障害
皆さんはこのような症状でお悩みではありませんか?
動き始めに膝が痛む。
膝が痛くて思い切って走れない、跳べない。
運動前後に膝の痛みが悪化する。
それはもしかしたらジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)かもしれません!
今回はアスリートによく発症するジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)についてのお話です。
ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)とは
ジャンパー膝はなぜ起こるのか?
スポーツ動作特に急な加速や減速、ジャンプ、着地などのスポーツ動作の繰り返しにより大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)に過度なストレスが生じ、「膝蓋靭帯」と呼ばれるお皿の下に付着している部分が強く引っ張られて痛みが出ると言われています。つまり典型的なオーバーユースシンドローム(使いすぎ)で発症します。バレーボール、バスケットボールなどの跳躍を多用するスポーツ種目で多く発症します。特に競技レベルが上がってくる中学生〜高校生にかけて発症リスクが高くなる傾向があります!
ジャンパー膝の症状
典型的な症状はジャンプの着地、しゃがみ込み動作、長距離走行した際に膝蓋靭帯(膝のお皿の下)に痛みが出ます。
そのため、思い切って跳べない、しゃがめない、全力で走れないなどのパフォーマンスの低下を訴えることが多くあります。
膝蓋靭帯の痛みは、膝を曲げると強くなり、膝を伸ばすと軽減します。
当院の治療法
膝蓋靭帯部分や周辺に炎症、熱感がある場合は、アイシングを行います。
炎症、痛み軽減に対する治療として、ハイボル治療器や鍼治療を行っていきます。
炎症が取れた後には大腿(特に大腿四頭筋)や下腿、股関節、足関節周りの柔軟性を出していきます。
今後ジャンパー膝にならないための柔軟性の獲得や筋力強化と共に正しい動きの再獲得を行なっていきます。また、当院の治療だけではなく、自宅でもできるセルフケアなども治療の中でお伝えします!
ジャンパー膝の効果的なストレッチは?
ジャンパー膝におすすめのストレッチをご紹介します。
運動後に痛みが出てしまう人や、負担がかった運動の後などにクールダウンとして行うと効果的です。ジャンパー膝は大腿四頭筋(太ももの前)が硬いままだと、膝関節を曲げることで痛みが出て、走った時や階段の登り降りに痛みが増強します。
自宅で簡単にできるストレッチなので、是非実践してみてください!
自分の体はしっかりケアしてあげることがとても大切です!
大腿四頭筋ストレッチ(太ももの前)
①横向きになり下の足を直角に曲げ、もう一方の足を後方から掴みましょう。
②掴んだ足を真っ直ぐ後方へ引っ張り、太ももの前面が伸びた状態をキープ。
※腰を反らないように注意!!
③ゆっくり元の姿勢に戻りましょう。10秒の3セット行いましょう!
腸腰筋ストレッチ(股関節前面)
①膝立ちになり、片足を大きく前に出しましょう。
②踏み出した足に体重を乗せて、後方の股関節の付け根を伸ばします。
③数秒間姿勢をキープして、ゆっくり元の姿勢に戻りましょう。20秒の3セット行いましょう!
上記のような症状に悩まされている方、他の治療を受けているがなかなか改善しない方は是非一度ご相談くださいね(^ ^)
監修 柔道整復師・鍼灸師 平山武沙史
Wing長崎鍼灸整骨院 めがね橋 A.T.NAGASHIMAグループ
〒850-0025
長崎県長崎市今博多町9-1 マリポーサ宮川1F
TEL 095-893-5518
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