日常生活でインピンジメント症候群になる危険!?
2023/07/18カテゴリー:ブログ,スタッフブログ,肩痛
その原因不明の肩の痛みの中でインピンジメント症候群という疾患になる方が多いです。
今日はインピンジメント症候群についてお話しします!
インピンジメント症候群とは
インピンジメントとは(衝突)という意味を持っています。ローテーターカフ(インナーマッスル)は複数の筋肉の集まりで上腕(腕)と肩をつなげています。ローテーターカフには棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋が含まれこれらの筋肉は腕を上げる、回すことの補助をしてくれます。そのローテーターカフが骨の屋根に衝突して挟まったりすることで痛みが発生し、肩がうまく動かなくなることをいいます。
発生機序
インピンジメント症候群は一般的には肩をよく使う野球や水泳、バレーボールで発生するスポーツ障害ですがスポーツだけが原因ではありません。
日常生活でも肩を使うことが多ければ発生します。例えば荷物などを高いところに上げたり、高いところから降ろしたりする動作などです。このような動作を日常生活で繰り返していると肩を痛めることがあります。
実はインピンジメント症候群は加齢にも関わりがあります。私達の骨は加齢と共にもろくなっていきます。肩関節も同じです。
加齢と共に肩にある肩峰という部分の下に骨棘(骨の出っ張り)ができ、加齢とともに大きくなることで腕の上げ下げの際に骨同士が衝突(インピンジメント)するようになり痛みや可動域制限の原因になります。
当院の治療法
当院では痛みがある場合まず問題がある筋肉をマッサージで緩め次に鍼治療やハイボルト治療器、微弱電流などを使って痛みの緩和をしていきます。
痛みがなくなってきたら、肩の可動域及び柔軟性の獲得や筋力訓練(リハビリ)をしっかり行っていきます。
監修 柔道整復師・鍼灸師 平山武沙史
Wing長崎鍼灸整骨院 めがね橋 A.T.NAGASHIMAグループ
〒850-0025
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