足首の捻挫は放置しないでください!〜足関節捻挫について〜
2024/09/14カテゴリー:ブログ,スタッフブログ,捻挫・肉離れ・打撲log
9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きますね(^ ^)
熱中症にならないように、水分補給や塩分を摂りながら気をつけましょぅ!
今回は、足首の捻挫についてお話しします!
足首(足関節)の構造について
足関節は距骨・脛骨・腓骨で構成されており、その骨をつなぐ前距腓靭帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯があります。
その中でも前距腓靭帯の損傷が一番多いです。
関節が外から加わった力により本来の可動域を超えるストレスによって生じます。
捻挫と一言でいっても、靭帯が伸びる場合や部分断裂、完全断裂など重度は様々です。
足関節捻挫をしやすい人の特徴
足関節捻挫を起こしやすい人の特徴は以下の通りです。
・筋力不足
・筋力のアンバランス(左右のバランス)
・柔軟性の欠如
・ウォーミングアップ不足
・つまづきやすい人
・足の裏に体重が乗っている人
バスケットボール・バドミントン・バレーボール・サッカーなど
動きが激しいスポーツ、走ることが多いスポーツをされている方は特に多くなっています。
捻挫の症状とは?
足関節捻挫により靭帯の損傷がある場合は場合は腫れてきたりして炎症するケースがほとんどです。
・発赤(赤くなる)
・熱感(患部を触ると暑くなる)
・疼痛
・機能障害(可動域の制限)
症状がひどいと内出血のような赤紫色の皮下出血が出ることがあります。
歩行時の痛み、足を捻った時と同じ方向に動かす時の痛み、足首が安定しない
といった症状も出てきます。
1度 軽度
靭帯の微細損傷で、痛みはありますが損傷後も比較的すぐに歩けるようになり
圧痛、機能障害も軽く、関節の不安定症は認められないことが多いです。
2度 中度
靭帯の部分的な断裂が起こっていて、関節の不安定も少しわかるようになり
機能障害もあります。
3度 重度
靭帯の完全断裂が起こっています。
関節の不安定が著名に見られ、皮下出血も出ます。
靭帯の完全断裂が起きていれば、関節の脱臼も考えられるので注意が必要です。
足関節捻挫の治療法!!
捻挫してすぐは必ずアイシングを行って下さい。
そして痛い動作はせずに安静にします。
痛みや腫れ、熱感がなくなってきたら関節を動かしたり筋力を戻すリハビリを行います。
安静にしすぎると、筋力が低下したり足首が硬くなったりして再発してします恐れがあるからです。
まずRICE処置を行います。
REST(安静) ICE(冷却) COMPRESSION(圧迫) ELEVATION(挙上) のことです。
これらは痛みを和らげて、出血・浮腫による腫れを抑えることを目的としています。
また圧迫はテーピングを用いて固定します。重度の場合はギプス固定になる場合もあります。
症状が良くなってきたら、リハビリを行います。
足関節は身体の体重を支えているとても大事な部分です。
しっかりとリハビリをしておかないと、再発の原因や捻挫が癖づいてしまいます。
そうならない為に、早期改善・早期治療を行なっていきます!
監修 柔道整復師・鍼灸師 平山武沙史
Wing長崎鍼灸整骨院 めがね橋 A.T.NAGASHIMAグループ
〒850-0025
長崎県長崎市今博多町9-1 マリポーサ宮川1F
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