ただの突き指と思ったら大間違い!?骨折の可能性があります!

こんにちは、Wing長崎鍼灸整骨院です!


皆さん突き指をしたことはありますか?
バレーボールやバスケットボールをされている方はよく耳にする言葉だと思います。

ただの突き指だと思って適切な処置をせずに、放っておくと危ないかもしれません!
なぜかというと骨折している場合があるからです!

そこで今回は【マレットフィンガー】についてお話しします。


マレットフィンガーについて


マレットフィンガーとは、別名ハンマー指とも言います。
大部分は受傷直後に適切な処置を行えば保存的に治療することが可能ですが、
突き指だと思って放置してしまうと指が曲がらなくなったり伸ばせなくなる可能性があります。


マレットフィンガーの分類


マレットフィンガーは主に3つの分類に分けられます。

1型:終止腱の断裂

指にはたくさんの靭帯や腱がついています。
その中でも第一関節付近にある腱が外力により切れてしまうことにより発生します。


2型:終止腱の停止部での骨折

骨折ですが引っ張ってその衝撃で骨が欠けている状態です。

3型:指の先端の骨を含んだ骨折

指を伸ばしたまま外力を受けているので本来曲がらない方向に曲がってしまう状態です。



   1型          2型         3型

       

マレットフィンガーの原因



指の第一関節が曲がったままで突き指した場合は、マレットフィンガーの1・2型になりやすいです。
また第一関節を伸ばした状態で突き指をすると3型になりやすいです。
3型の場合は、骨折に加えて脱臼している場合もあるので注意が必要です。



マレットフィンガーの症状



・指が腫れる、痛い
・指を動かしにくい、動かせない


マレットフィンガーの治療



突き指と思って放っておいたら指が変形したり動かなくなったりすることがあります。
マレットフィンガーになったら固定を行い治療が終わると思っている方も多いかもしれませんが
一番大事なのは固定が外れた後のリハビリです!!

1・2型の多くの場合は、手術をせずに治すことが多いです。
まず受傷直後はすぐにアイシングを行います。
アイシングを行うことで血液の流れが遅くなり、患部への血の促進を抑えます。
急性期は、アイシングを行うことがとても大事になってきます。
突き指をしたからといって、テーピングを行い競技を続けることは危険です!
きちんと治すために適切な治療を行い、競技復帰することで再発予防にも繋がります。

当院には色々な種類の電気治療器があるので、その方にあったオーダーメイドの治療をご提案します🎵
是非一度ご相談ください!



監修 柔道整復師・鍼灸師 平山武沙史
wing長崎鍼灸整骨院

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