野球少年で肘が痛くなるお子さんは今すぐ治療を!

こんにちは
Wing長崎鍼灸整骨院です!

突然ですが野球をしている方に質問です。
練習中や試合中に肘が痛くなったり、違和感があって上手くボールが投げられなくなった経験はありませんか?
自分が試合に出ないとチームが負けてしまう・せっかく勝ち取ったレギュラーを譲りくないなど、痛いの我慢して練習を行なっていた方は少なくないと思います。
先にお伝えさせたいただきます、非常に危険です!最悪の場合靭帯が切れたり、子供の場合骨折してしまう危険性が非常に高くなってしまい、長い間リハビリで野球ができなくなってしまいます。
当院でも部活やクラブ活動で日頃から野球で肘や肩を痛めて来院される患者様がとても多いです。
そこで今回は野球肘についてご紹介させていただきます!


野球肘って何?

野球肘とはボールを投げる動作(投球動作)の繰り返しにより肘に強いストレスがかかり、靱帯損傷や離断性骨軟骨炎(軟骨の一部が関節の中に剥がれ落ちてしまうこと)・骨折を伴う肘部の疼痛性運動障害です。
野球肘は主に3つに分類されており、内側型・外側型・後方型に分けられ最も多いのが内側型です。

内側型:野球肘の中で一番多い障害で投球動作時肩が一番外側にしなる時に肘にかかる強い外反力(外側に広がる力)が発生し、その外反力を制限してくれる内側靱帯が外反力に耐え切れずに損傷し発症してしまいます。
内側側副靱帯は肘の内側にある靱帯で、前斜走靱帯・後斜靱帯・横走靱帯の3つ靱帯から構成されています。
一番多くみられるのは前斜走靱帯の単独損傷が多くみられます。
子供の場合、骨が未熟な状態なので投球動作を過剰に行うと筋肉が骨に引っ張られ発生する裂離骨折を起こす可能性が高いです!

症状・内側の痛み、腫れ、炎症が起こり軽く肘の曲げ伸ばしができなくなったり、投球動作時に痛みが発生します。
また内側側副靱帯損傷上腕骨内側上顆炎(腕の内側にある骨の炎症)内側上顆骨折を引き起こします。

外側型:投球動作の繰り返しにより、肘の外側(上腕骨小頭)が強い圧迫力を受けて離断性骨軟骨炎(軟骨の一部が剥がれて関節の中に落ちていく)が発生します。

  • 症状・初期段階では投球動作時でも外側の痛みは少ないがそのまま放置していると、ロッキング(関節の中に軟骨の一部分が挟まること)が起こり関節が急に動かなくなったり、肘の曲げ伸ばしが困難になることがあります。将来的には変形性関節症をになる危険性もあります。

後方型:繰り返し投球動作を行うと肘の裏側(肘頭)が骨と衝突することで発生します。

症状:骨同士がぶつかり合うことで成長期では肘裏(肘頭)の成長障害を招き、成人では肘の裏側(肘頭)の疲労骨折、上腕三頭筋の炎症がみられます。



野球肘の原因ってなに?

  • 正しいフォームで投げられていない

  • オーバーワークによる筋肉の疲労(投げすぎ)

  • ウォーミングアップが十分に足りていない状態での投球

  • 筋肉が少ない・柔軟性が欠如している



治療法


まず大前提として肘に痛みを感じた時にはすぐに投球を中止してください
軽症で済んでいたものが、練習を続けてしまうことで重症化してしまいます!
その後は怪我をした直後だと炎症を最小限に抑えるために直ちにアイシングを行うことが大切です。
アイシングすることで痛み腫れ炎症の拡大を防止し、怪我の悪化を防いでくれます!
当院では痛みの軽減と損傷している組織の修復を早めるためにハイボルテージ治療器という特殊な電気治療器を使用したり、鍼治療で治療を行なっていき早期回復を目指していきます。
また患部の固定するためにバンテージやテーピングで固定を行います。固定することで関節の動きが制限されて、痛みや怪我を予防してくれます。


当院は正しいフォームでボールを投げるためにマンツーマンでトレーニング指導シャドーピッチングの指導を行なっています。
野球肘が治ったとしてもフォームや体の使い方が正しくないと再発する可能性が高くなってしまい、最初の怪我よりも悪化してしまいます。
正しいフォームを身につけて怪我を予防していきましょう!






スポーツをしていく中でケガはつきものです。
なので痛くなったら早めに治療し、一緒に早期回復を目指していきましょう!

他にもいろんなスポーツ障害を治療しています。
気になる方は是非当院までご相談ください!
スタッフ一同心よりお待ちしております!


監修 柔道整復師・鍼灸師 平山武沙史

 

Wing長崎鍼灸整骨院 めがね橋 A.T.NAGASHIMAグループ

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TEL 095-893-5518

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