朝起きたら痛くて肩が上がらない!?【五十肩、四十肩、肩関節周囲炎】
2024/10/09カテゴリー:ブログ,スタッフブログ
皆さんは痛めた覚えがないのに、朝起きたら突然肩が激痛で上がらない!こういった経験はありませんか?それは五十肩(肩関節周囲炎)かもしれません。今日は「五十肩」の治療法などご紹介いたします。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)とは
40歳以後に頻発し加齢や過労による肩関節構成体の変性を基盤にして発症する原因がはっきりとしない肩関節の疼痛と運動制限をきたす疾患を言います。
また本来四十肩・五十肩とは俗称であり、本来は肩関節周囲炎と言われています。以前までは、腱板損傷・石灰性腱炎・肩峰下滑液包炎・上腕二頭筋炎などを含む総称でしたが、近年画像検査・関節鏡検査の正確性が進歩したことによりこれらを除外した誘因のない肩関節の痛みを伴った運動障害(拘縮)を四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)と言われています。
四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)の症状
症状は3段階に分かれています。
炎症期
2〜12週間程度で痛みが最も強い時期になります。肩の前方あるいは中の方に痛みを感じ腕の方まで痛みが出ることもあります。基本的には痛みは昼夜ともに持続し、夜間痛のため睡眠が障害され寝返りができないことが多いです。痛みがあり動かしたくないため関節が拘縮し運動制限が起こり、日常生活が困難になります。
拘縮期
3〜12ヶ月と長期に及ぶこともあります。拘縮期が完成する時期だあらゆる方向に運動制限が生じ、可動域が減少し、狭い可動域内で生活をするため髪洗や衣服の着脱など日常生活が不便になります。痛み自体は炎症期に比べると減少しますが、肩関節の拘縮により、可動域制限がかかります。お風呂などで温めたりすることで症状が軽減することが多いです。
解氷期
拘縮が次第に寛解する時期で、日常生活の工夫や保温に努めている間に徐々に肩の動きが改善し、夜間痛も改善されている時期になります。
四十肩、五十肩(肩関節周囲炎)治療法
肩関節周囲炎を放っておくと筋肉が固まり柔軟性の低下や関節可動域(身体の動く範囲)の制限が残存し運動障害、筋力低下が著名に現れます。ですので正しい関節可動域訓練、筋力トレーニングを行う必要があります。そして炎症が起きている際は早く引かせるためにアイシングやハイボルト(高周波)や鍼治療を行い炎症軽減だけではなく、疼痛緩和を行なっていきます。自宅でできるストッレチ、リハビリ方法もお伝えしていきます!
どこにいっても解消しなかったあなたのお悩み、是非当院へご相談ください!
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