鵞足炎は休むだけでは治らない!?
2022/08/26カテゴリー:スタッフブログ,ストレッチ,膝痛
まだまだ暑さが続きますね。そんな中涼しい朝や夜に運動される方が多いのではないでしょうか?
本日はランニングやウオーキングなどに多い鵞足炎についてお話しします!
運動をしていて膝の内側が痛いそんなことはありませんか?
- 走っていて膝が痛い
- 膝の曲げ伸ばしが痛い
- あぐらをすると痛みが出る
- 整形外科で安静にしてくださいとしか言われてない
鵞足炎は安静にすることは大切なことですが、それだけでは早期回復や治っても再発してしまう場合があります。
膝が痛くなる原因を見つけ、膝関節以外の可動域や柔軟性も改善し根本的に改善していくことが必要になります。
鵞足炎がどういうメカニズムで起こるのか、改善するにはどうしたらいいのかを理解して正しい治療やセルフケアを行うことが大きな鍵となります。
鵞足炎とは?
鵞足炎とは鵞足部(膝の内側やや下部)で骨と筋肉が擦れあって起こる炎症です。
鵞足部とは縫工筋、薄筋、半腱様筋で構成される部分です。
ランニングやテニス、サッカーなど膝の曲げ伸ばしよく使う時に鵞足部(○のところ)で炎症を起こして痛みが発生します。
鵞足炎の症状は?
運動の際や膝を動かすことで痛みが発生します。
押すと痛みが出たり、運動後は熱っぽさや腫れた感じが出ることがあります。
日常生活ではあぐらをしたり、階段の登り降りや椅子から立ち上がる際に痛みが出ます。
鵞足炎の原因は?
オーバーユースによって下半身の筋肉、特に縫工筋、薄筋、半腱様筋に硬さがある場合や疲労の蓄積で鵞足にストレスがかり炎症を起こしてしまいます。
運動時に膝が内側にぶれる動き、テニスなどで切り返しの際に膝が内側に入り負担がかかっているなど。柔軟性の低下、股関節や膝関節の可動域の低下、X脚はより膝の内側に負担をかけてしまいます。
鵞足炎は以上のことを改善することが必要になります!!
鵞足部は3つの筋肉が集合する場所ですので、その分動作負荷が集中しやすくなっています!
鵞足炎の治療法
根本的に治療する為に柔軟性や可動域向上のための手技療法、電気治療(ハイボルテージ)、鍼治療を行なっていきます。
患部が熱っぽさや腫れ感がある場合はアイシングを行います。
また競技のパフォーマンスアップのために動作を評価し、それぞれに合わせた運動療法やトレーニングを行い、根本的に治療しながら再発をしない体作りを行います。
運動を続けながら治すにはセルフケアがとても重要となります!
ストレッチでは太ももの前後(大腿四頭筋やハムストリング)、太ももの内側(内転筋)、お尻(大臀筋)のストレッチをどんどん行ってくだい!
鵞足炎は日常生活やお仕事に支障が出る前に早期治療が大切です!
監修 柔道整復師・鍼灸師 平山武沙史
Wing長崎鍼灸整骨院 めがね橋 A.T.NAGASHIMAグループ
〒850-0025
長崎県長崎市今博多町9-1 マリポーサ宮川1F
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