足の内側が歩くだけで痛い!!【有痛性外脛骨】
2023/01/30カテゴリー:ブログ,スタッフブログ
皆さんは足の内側がポッコリ膨らんで痛くなった経験のある方もしくは今、痛めているかたはいませんか!?
今回は「有痛性外脛骨」についてのお話です。
有痛性外脛骨とは
外脛骨とは足の舟状骨という骨の内側に存在する過剰骨(普通にはない余分な骨)で
15~20%の人に認められます。多くは骨の出っ張りが見られるだけですが、これに痛み
を伴うような病態を有痛性外脛骨といいます。
有痛性外脛骨は若年性のスポーツ障害として多く見られますが、成人になって疼痛が発症することも
あります。
痛みの原因
①外脛骨の盛り上がりが靴に圧迫されて痛む。
②後脛骨筋の炎症
③後脛骨筋腱が付着で有効に作用しないために生じる扁平足による痛み。
④捻挫など外傷により同部位に亀裂が生じる。
セルフケアは?
有痛性外脛骨の自宅でできる簡単なストレッチ、リハビリ法をご紹介します!
・痛みを軽減させることや再発予防をする上で足底筋の筋力強化や下腿の筋肉の疲労をとり、ストレッチをし柔軟性を出すことはとても重要です。特に痛みがある(舟状骨)についている後脛骨筋(ふくらはぎ)が硬いと舟状骨が後脛骨筋に引っ張られて痛みが誘発されます。
後脛骨筋のストレッチ方法をご紹介します。
・有痛性外脛骨では扁平足を合併することが多いとされています。
扁平足を合併すると土踏まずを形成するアーチがなくなり、歩く時や走るときの衝撃を吸収する
役割がなくなるので、足に過剰な負荷がかかり痛みが誘発されます。
リハビリとしては足部のアーチを補強するためにも、足底筋の筋力強化が必要です!
当院の治療では炎症がある場合はアイシングを行います。
炎症が取れた後には、ふくらはぎの筋肉の柔軟性を出していきます。
また、痛みや炎症を早く抑えるためにハイボルト治療器、エレサス、鍼灸治療も可能です。
痛みがなくなったら即スポーツ復帰できるわけではなく、きちんとリハビリを行って競技復帰することが再発予防のためにはとても大切です。
また、患部以外の状態もきちんと確認し、なぜ有痛性外脛骨になったのかを確認し患部の回復
だけではなく、全身状態の調節、再発予防のトレーニングまで行います。
そして、今後痛みが誘発されないための柔軟性獲得や筋力強化と共に正しい動きの再獲得をおこなっていきます。また、当院の治療だけではなく、自宅でできるセルフケアなどもお伝えさせていただきます。
どこに行っても解消しなかったお悩み、是非当院にご相談ください!
監修 柔道整復師・鍼灸師 平山武沙史
Wing長崎鍼灸整骨院 めがね橋 A.T.NAGASHIMAグループ
〒850-0025
長崎県長崎市今博多町9-1 マリポーサ宮川1F
TEL 095-893-5518
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