くり返すぎっくり腰の恐怖
2022/01/30カテゴリー:スタッフブログ,腰痛,ストレッチ
誰もが一度は聞いたことがある「ぎっくり腰」という言葉。
定期的になってしまう人も多く、整骨院にも腰痛持ちのみなさまがたくさん来院されます。
この「ぎっくり腰」について、詳しく解説していきましょう。
■「ぎっくり腰」とはなにか
まるでいきなり攻撃されたかのように、突然腰に激痛が走るといわれます。その痛さは、西洋で「魔女の一撃」という恐ろしい名前がついているほど。
専門用語では「急性の腰椎捻挫」「腰部挫傷」とよばれ、一度ぎっくり腰になってしまうと特に外部から衝撃を受けていないのに起こることもあります。 たとえば、ものを持ち上げようとしたり姿勢を変えようとひねったとき、顔を洗うために腰をかがめたときなど…。ひどい場合にはくしゃみやせきをした瞬間に発生してしまうことも。
多くは3日~1週間くらいで痛みが引き一見治ったように感じます。しかし隠れているだけで、完治したわけではないのが「ぎっくり腰」の怖いところ。安心して治療をせずに放っておくと、何回もくり返し慢性的な状態になってしまうため注意しなくてはなりません。
大半の方は長年にわたり蓄積された筋疲労や筋緊張、柔軟性の低下が原因です。体と筋力のバランスの崩れ、日常動作のくせなども関係しているので、普段からのケアがとても大切といえます。
■「ぎっくり腰」になりやすい?チェックリスト
先ほどお話したとおり、ぎっくり腰になりやすい「くせ」が存在します。以下のチェックリストを見ながら、自分の生活を振り返ってみましょう。
- デスクワークのとき脚を組む
- カバンをいつも同じほうの肩にかける
- 仕事中同じ姿勢が長時間続く
- 運動やトレーニングのあとのケアがめんどう
- 昔の捻挫がたいしたことなかったので放置している
- 最近運動不足だと思う
- 不規則な生活をしている
- つい運動やトレーニングをやりすぎてしまう
ささいなこと、と侮ってはいけません。最初の急性期に治療を怠ってぎっくり腰が慢性化してしまうと、本当にちょっとした原因でも起こりやすくなってしまうのです。いままでなにげなくしていた動作がぎっくり腰を引き起こし、いつ起こるかわからない恐怖と付き合っていくのはつらいもの。
このチェックリスト、実はどれも危険度が高くひとつでも当てはまったら注意!ぎっくり腰になる可能性があるタイプなので、今後は気をつけてくださいね。
■「ぎっくり腰」の症状
腰をひねる動作や負担のかかる姿勢を続けることにより、腰の筋肉と筋膜が過度に緊張した状態になったり損傷を受けて炎症を起こしたりした状態です。
ヘルニアや腰椎分離症のように、レントゲンを撮っても明らかな画像所見はみられません。 しかし腰には運動痛があり、押すと痛むので運動が制限されてしまいます。
■「ぎっくり腰」を予防しよう
ではここで、ぎっくり腰にならないための予防法について写真を交えご紹介します。
まずはいすに座り、脚を前方に伸ばします。
次に、脚を伸ばしたまま前に少しずつかがんでいきます。 太ももの裏がストレッチされて気持ちよく感じるくらいまでやりましょう。
次はお尻のストレッチ。 写真を参考にしながら、片方の脚をもう片方にのせるようにして座ります。
太ももと同じく、その姿勢のまま上半身を前に倒していきましょう。 こちらもお尻の部分にストレッチ感を感じるくらいでOKです。
■当整骨院の特長
『Wing 長崎 鍼灸整骨院 めがね橋 A.T.NAGASHIMAグループ』では、みなさま一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を提供しております。
痛みの緩和や治癒促進をご希望の方には、微弱電流やハイボルテージの電気を使い分けてあてる施術を。
筋緊張を取りのぞいて柔軟性を高めるためには、手技やストレッチ、鍼灸治療。 筋力のバランスやゆがみの改善には、骨盤調整とトレーニングを組み合わせていきます。
慢性化とくり返しをなくすだけでなく、ぎっくり腰にならない体づくりが理想的です。 そのために自宅でも気軽にできるストレッチ・トレーニングのアドバイスなどもお伝えしておりますし、必要があれば医療機関への紹介もさせていただきます。
たびたびのぎっくり腰にお悩みの方、不安がある方はぜひ一度ご相談ください。
監修 柔道整復師・鍼灸師 平山武沙史
Wing長崎鍼灸整骨院 めがね橋 A.T.NAGASHIMAグループ
〒850-0025
長崎県長崎市今博多町9-1 マリポーサ宮川1F
TEL 095-893-5518
路面電車 市民会館電停から徒歩3分
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