踵、足の裏が痛い!!【足底腱膜炎かも!?】

皆さんはこのような症状でお悩みではありませんか?
朝の一歩目が痛い
踵や足の裏が痛い
病院で湿布をもらったが良くならないなど 

当院に来られる患者様からこのようなお話をよく聞きます。

本日は【足底腱膜炎】についてのお話です!

足底腱膜炎とは


足の裏にある、踵(かかと)と足の付け根まで伸びている組織(足底腱膜炎)が炎症を起こし、痛みなどの症状を起こします。足底腱膜はアーチ状になっている足の「土踏まず」を支える重要な役割を担っており、足への衝撃を和らげるクッションの働きも担っています。

このクッション機能が低下し、足底腱膜に過剰なストレスが加わることで、固まりうまく伸び縮みできずに足底腱膜がくっついている踵や親指の下の筋肉などを無理に引っ張ることで筋肉に微細断裂(小さな傷)が生じ痛みが発生します。

足底腱膜炎の原因

・強い衝撃を足に、繰り返し与えている


全然ケアをせず、繰り返し強い衝撃を足裏に与えることで足底筋膜や筋肉は固まり、足底腱膜炎になることがあります。例えばアスファルトなど地面が硬い道は地面からの衝撃も強く返ってくるため負担が強くなります。

・疲労の蓄積や加齢


長時間の立ち仕事などによる疲労加齢によって足底筋膜が固まり、クッション機能が低下することで、足底腱膜炎になる場合があります。

・足のアーチが崩れている人


足は衝撃を緩和するためアーチ状のつくりになっていますが、そのアーチが高過ぎたり、低い(扁平足)と足が上手く衝撃を緩和できずに強い負担がかかりやすくなります。足裏に胼胝(たこ)が出来ている人はアーチが崩れている人が多いため注意!!



・足首・ふくらはぎ・アキレス腱が硬い人


足首、ふくらはぎ、アキレス腱に柔軟性がないと引き上げる力が弱くなる為、足の踏み返しを足底腱膜で負担しやすくなります。

足底腱膜炎の好発部

足底腱膜炎は人それぞれ症状が出る部位が違います。

最も多く発生するのは踵中央か少し内側です。(足底腱膜起始部)
足底部中央
拇趾球の付け根

当院での治療法

まず足首・ふくらはぎ・アキレス腱の柔軟性獲得


足底筋膜にストレスを与えている筋肉にマッサージなどでアプローチします。
足底筋膜とアキレス腱は筋膜で繋がっています。

結果アキレス腱下腿三頭筋が固まっていると足底筋膜が引っ張られるようなストレスを受け痛みが発生します。下腿三頭筋やアキレス腱の柔軟性獲得は足底腱膜炎改善にとても重要になってきます。

足底筋のリハビリ


上記にも書いている通り足のアーチが崩れて足へ衝撃を緩和できずに痛みが発生していることが多々あります。足のアーチを補強するためにも足底筋の筋力強化をすることはとても重要になってきます。
例えば自宅でできる簡単なトレーニングとして「タオルギャザー」とうゆうトレーニングがあります。足趾でタオルを握り引き寄せる簡単なトレーニングです。これらができるようになれば次のトレーニングへ移行していきます。

このように痛みがなくなるまでがゴールではなく、きちんと順序よくリハビリを行なって、日常生活やスポーツ復帰をすることが再発予防のためにはとても大切です。




このように当院では患者様一人一人に合わせてプログラムを作成し健康で美しい、ハイパフォーマンスな体へ導きます。このような症状にお悩みの方は是非当院にご相談ください!




監修 柔道整復師・鍼灸師 平山武沙史

 

Wing長崎鍼灸整骨院 めがね橋 A.T.NAGASHIMAグループ

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