子供の手が動かない!!【肘内障】
2023/11/13カテゴリー:スタッフブログ
小児において、骨折や脱臼を含む外傷は肘関節にも頻繁に発生します。その中でも今回お話しをする「肘内障」という外傷は5歳以下の子供で最も多いと言われています!!
肘内障とは
肘内障はよくお母さんが子供と手を繋いで歩いている時、子供が転びそうになりとっさに手を引っ張って起こるなど腕に牽引力が加わり起こります。
肘が引っ張られることにより橈骨頭を取り巻いている輪状靭帯がはずれかける(亜脱臼)になったものを「肘内障」といいます。
肘内障の症状
・子供の腕を引っ張ったら突然痛みで泣き出した。
・腕を上げたり、曲げたりすることができない。
・だらんと力が入らず、動かさないようにしているなどがあります。
肘内障で注意すること
特に突然、手や腕を引っ張るといった衝撃により輪状靭帯は外れやすくなっています。「走り出そうとする子供を腕を掴んで支えた」「転びそうになった子供を手を引っ張って止めた」といったエピソードが受傷のきっかけになります。
その他にも腕を大きく振り回して遊んだり、寝ている時に腕が身体の下に巻き込まれたりすることで起こりえます。予防としては子供と一緒に歩く時は手や腕ではなく肘より上を持つことが大切です!!
Wing長崎鍼灸整骨院 めがね橋 A.T.NAGASHIMAグループ
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